今年8月から、市内の医療機関・障がい者施設・高齢者施設の6施設が取り組んだ、伊達市主催の「ノーリフティングケア実践研修」が、このほど予定どおり全5回を終了しました。

当院を含めた参加施設のスタッフは、5か月間にわたりチームで真剣に学び、グループワークを通じて議論を重ね、課題について一つ一つ実践してきました。

この研修はゴールではなく、ここで学んだことを活かし、今後も「課題を見つける → 計画を立てる → 実践する → 効果を検証する」というサイクルを繰り返しながら、継続的に改善を進めていきます。

目指すのは、腰痛などのリスクなく安心して働ける職場と、安心して心地よいケアを受けられる環境です。当院としても、この取り組みを通じて、より安全で質の高い介護を提供できるよう全力で取り組んでまいります。

来る**2026年2月27日（金）**には、報告会があります。

市民の皆さまにもノーリフティングの意義や、私たちの取り組みを知っていただく貴重な機会となりますので、準備を進めていきたいと思います。

最後に、本研修の企画・運営にご尽力いただきました伊達市健康福祉部のみなさま、伊達市ノーリフティング推進チームのみなさまに、心より感謝申し上げます。