診療科案内

内科

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聖ヶ丘病院での内科診療について

外来部門においては、一般内科を中心に診療体制を取っておりますが、消化器科医師は各自の専門知識を活かしどなたにでも分かり易い説明に心がけて診察、検査、治療を行っております。当院で特徴的な取り組みとして、御高齢者に多い摂食・嚥下(えんげ)困難に対して嚥下訓練を目的とした診察・検査・リハビリに積極的に取り組んでおります。また、当内科外来では医師による糖尿病診療の他に、栄養士による食事指導はもちろんのこと糖尿病療養指導士と共に服薬指導や生活指導を行っています。さらに医師、看護師、薬剤師、栄養士と理学療法士による糖尿病教室を毎月第2火曜日に行っており、糖尿病患者さんが糖尿病を正しく理解し、よりよい療養生活を送れるようお手伝いしています。
入院部門では、療養型の目的である「ゆとりのある入院治療」を院内一丸となり行っておりますが、摂食・嚥下困難な方で必要性のある場合には、胃瘻造設(いろうぞうせつ)・胃瘻(いろう)ボタン交換を行っております。
当院は、NPO法人PEGドクターズネットワーク(PDN)に、「PEGを施行している医療機関」、「嚥下・摂食指導が受けられる病院・施設」として登録しています。
PEG:経皮内視鏡的胃瘻造設術(Percutaneous Endoscopic Gastrostomy)
NPO法人PEGドクターズネットワークhttp://www.peg.or.jp/リンクアイコン

循環器内科

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循環器内科のご案内

循環器内科というのは、主に心臓、脳、下肢などの血管と心臓の機能、不整脈などを診る科のことです。循環器の病気の大半は、動脈硬化により血管が詰まったりすることで、例えば心臓、脳の血管が詰まってしまうと心筋梗塞、脳梗塞になる、といった具合に体の色々な臓器に障害をあらわすことで起こります。また血管が硬くなることで血圧が高くなり「高血圧」になったり、高血圧を放置することで「心房細動」という不整脈を合併して脳梗塞になったりします。これらを予防・治療するのが循環器内科というところです。

心筋梗塞や脳梗塞は、そのほとんどが動脈硬化の結果として起こるのですが、動脈硬化は生きているうえでは避けられないものといわれています。しかし原因としては、加齢の他に色々なものがあり、脂質異常症、高血圧、肥満、喫煙など目をつけられているものが多くあります。これらの異常に対する治療については、最近の研究では沢山の危険因子をいくつかコントロールがされても不十分な管理のものを残すと予防効果がそう期待できない、と言われ始めてきました。動脈効果危険因子を全て把握して正常の値に近づける必要があると言うことです。このような観点から血管の病気を目の当たりにしてきた循環器科医師の役割は大切で、脳や血管の動脈硬化の状態を把握しながら悪くならないように予防診療に一歩踏み出して管理をすることが求められています。

聖ヶ丘病院での循環器内科診療

慈恵会聖ヶ丘病院循環器内科は、救急に関しては未だ御要望にはお応えできませんが、まずその第一歩として通院される患者様の循環器疾患の丁寧な管理に努めて、さらに循環器疾患の一次・二次予防の啓蒙に力を注ぎたいと思います。救急を担当していただいている室蘭・伊達地域の各病院とは連携をとりながら診療の充実を図って参りたく考えております。

禁煙外来

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禁煙外来のご案内

タバコに含まれる有害物質は200種類以上に及び、心臓や肺の病気ばかりでなく多くの病気に関係していると言われています。また最近では「二次喫煙、三次喫煙」などの受動喫煙といって喫煙者の周囲にいらっしゃるタバコを吸わない人たちもタバコの被害を受けるということがわかってきました。
タバコを吸っている方々も多くの人がタバコを止めたいと思っています。しかし禁煙を決意しても一人で遂行することは難しいことです。止められない理由には意志の弱さなど個人のせいだと思われることが多いようですが、実はそうではなく「ニコチン中毒」という、いわゆる病気にかかっているためなのです。病気から回復するには病院で治療を行う事が必要で、「タバコを吸う」という病気に対しては「禁煙外来」という専門外来があります。
当院では、平成25年8月から今までの病院内禁煙から敷地内禁煙へと患者さんの健康を守るべく一段階上のレベルへと進化しました。併せて同年9月から今までは自由診療でしたが、保険診療での禁煙サポートができる「禁煙外来」を開設しました。医師・看護師・薬剤師がチームとなり、適切なアドバイス、サポートを受けながら禁煙を試みる体制で診療を行っています。

禁煙治療を保険診療で受けるには次の4つの適応基準があります。

  1. 直ちに禁煙を考えていること
  2. ニコチン依存症スクリーニングテストで10問中5問以上に当てはまること
  3. 1日喫煙本数×喫煙年数が200以上
  4. 禁煙治療を受けることを文書により同意できる

禁煙治療が保険適応になるには、この4つ全てに当てはまらなくてはなりません。しかしこの4項目すべてに該当しなくても、自由診療で禁煙を受けることができます。 保険診療可能な禁煙外来は、一度治療を受けると再びタバコを吸うようになっても、1年以上の間をあけないと再度の保険診療可能な受診はできません。自由診療の受診は可能です。禁煙外来を希望される方は、上記の4つの条件を検討されて内科外来にお申し出いただき受診予約をお願いいたします。適応の有無が不明の際にはその旨をお申し出頂ければ随時対応いたします。

外科

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聖ヶ丘病院での外科診療について

当院では平成20年4月より外科を開設し、現在、吉川、内藤の2名体制で診療しています。

診療内容は、

  1. 手や足などの身体表面の外傷に対し、消毒、縫合などの治療
  2. 粉瘤(アテローム)や脂肪腫などの皮下良性腫瘍の摘出手術
  3. 痔核などの肛門疾患に対し薬物治療
  4. 乳腺、甲状腺の腫瘤の診断

などを行っています。

外来は、月、水、金の午後の予約診療です。
予約以外の診療、治療も可能であれば行いますので、電話でご確認ください。

整形外科

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整形外科について

整形外科とは運動器の疾患と外傷を扱う分野です。「運動器」とは骨や軟骨、筋肉、神経、腱など体を動かすことに必要な器官のことを言います。例えば呼吸に関わる器官を「呼吸器」、消化に関わる器官を「消化器」というのと一緒です。
整形外科外来には運動器に関する痛みで来院される方がほとんどで、特に膝の痛みと腰の痛みで来られる方が特に多くなっています。中高齢者の方々の膝の痛みの原因となる代表疾患である変形性膝関節症や、腰の痛みをきたす椎間板変性症や変形性脊椎症など、そのほか脚のしびれの原因となる腰部脊柱管狭窄症、また骨が脆弱になる骨粗鬆症とそれに伴って起こる骨粗鬆症性の骨折(大腿骨近位部骨折、胸腰椎圧迫骨折、橈骨(とうこつ)遠位端骨折)などは整形外科で治療をおこないます。

聖ヶ丘病院での整形外科診療

当院における整形外科でも、関節リウマチや変形性関節症、骨粗鬆症などの加齢に伴う運動器疾患や日常遭遇する捻挫や打撲、骨折などの診療をおこなっています。地域住民の運動器の健康を守るために近隣の病院とも連携を保ちながら、必要に応じて各分野の専門医への紹介もおこなっております。

ペインクリニック整形外科

ペインクリニック整形外科

ペインクリニック整形外科について

ペインクリニック整形外科は、身体の部位や原因となる病気などを限らず。「痛み」という症状に幅広く対応し、手術以外の方法で痛みを解消するための治療を行う専門の診療科です。
「痛み」に関することでしたらどんなお悩みもご相談いただけます。

脳神経外科

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脳神経外科について

脳神経外科というと皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
中枢神経系(脳と脊髄(せきずい))と末梢神経系(脊髄神経と脳神経)の病気を扱う診療科で、国民病とも言える脳卒中(脳梗塞(こうそく)、脳内出血、くも膜下出血)や頭部外傷などの救急疾患、また脳・脊髄腫瘍(しゅよう)に加えて、てんかんやパーキンソン病、認知症や慢性頭痛、顔面けいれんや末梢性顔面神経まひなどの病気を対象としています。これらの病気の予防や診断、手術的治療や非手術的治療、リハビリテーションを行うのが脳神経外科です。
入院治療が必要な病気で圧倒的に多いのは脳卒中や頭部外傷ですが、実際に手術的治療が必要となるケースはそんなに多いものではなく、ほとんどが薬による治療とリハビリテーションです。頭痛やめまい、物忘れ、半身のしびれ、顔半分のまひやピクつき、舌がもつれる、言葉が出にくいなどの症状でお困りの方々のお役に立ちたいと思います。

聖ヶ丘病院での脳神経外科診療

聖ヶ丘病院は主に「慢性期医療」を提供する病院としての役割を担っていますので、これらの脳神経外科診療すべてを行えるわけではありません。とくに手術的治療や脳卒中の急性期治療に関しては、大川原脳神経外科病院はもちろん市立室蘭総合病院脳神経外科とも連携しながら適切に対応していきます。ただし、慢性硬膜下血腫に対する手術(穿孔洗浄術)は当院でも行なっています。またパーキンソン病などの神経難病の診療に関しては、必要に応じて伊達赤十字病院神経内科はじめ大川原脳神経外科病院神経内科、いしまる神経内科(登別)、むろらん神経内科クリニックとも連携していきます。さらに、ほかの慢性期病院などに入院されている患者さんや介護施設(老健・特養など)、グループホームなどに入所されている方の、転倒による頭部外傷や脳卒中再発などに関しても専門的立場から対応させていただきます。
胆振西部医師会の皆さんとともに、「在宅医療」や保健・福祉分野などとの連携を図りながら、「地域完結型医療」の一翼を担っていければ幸いです。

皮膚科

皮膚科

皮膚科について

湿疹、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、皮膚感染症(とびひ、ニキビなどの細菌感染症、ヘルペス、帯状疱疹、イボなどのウイルス感染症、水虫、カンジダなどの真菌感染症)、乾癬、水疱症、円形脱毛症など皮膚に関して気になること、お困りのことがありましたら気軽にご相談下さい。

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